2026年、家計簿が変わる。インフレ時代に“得する家庭”がやっている7つの節約習慣

お金

執筆:倉橋 節子(節約アドバイザー)



レシートを見つめながら、「なんで去年より増えてるの?」とつぶやく夜。
それは、あなただけではありません。

2026年は、“インフレ”と“制度の変化”が同時に押し寄せる年。
物価はじわじわ上がる一方で、減税や補助金といった「救いの手」も出ています。

けれど——その制度を知っている人と知らない人では、年間10万円以上の家計差が生まれます。
節約とは我慢ではなく、「ルールを知って正しく選ぶこと」。



① インフレ時代の家計簿は「固定費」から守る

変動費よりもまず、固定費(通信費・保険・光熱費など)を整えることが先決です。
平均的な家庭の固定費は月20万円前後。3〜5%削減で、年間約12万円の節約になります。

  • 通信費 → 格安SIMに変更(年間3万円減)
  • 保険 → 内容重複を見直し(年間5万円減)
  • 電気・ガス → 契約プラン見直し(年間4万円減)

レシートの数字より、請求書の数字を変えるほうが、節約は静かで確実です。



② 定額減税と支援策を活かすだけで年間4万円お得に

2026年も続く「定額減税」は、所得税3万円+住民税1万円の合計4万円が軽減されます。
共働き・副業家庭は、重複適用がないか確認しましょう。

また、光熱費支援策(電気・ガス代の補助)も2026年春まで延長中。
児童手当も高校3年生まで拡充され、所得制限が撤廃されました。

💬 節子メモ: 制度は“使った人だけが得をする”。
家計簿に「制度メモ」欄を作ると取りこぼしがなくなります。

参考リンク:
財務省|定額減税
総務省|児童手当制度

③ リフォーム補助金は“知らないと損”。最大200万円のチャンス

2026年は「住宅省エネ2026キャンペーン」が始動しています(国交省・経産省)。
断熱リフォームや高効率給湯器の設置で、最大200万円の補助金が受けられます。

対象工事例

  • 窓の断熱リフォーム(最大100万円)
  • エコキュート導入(上限15万円)
  • 太陽光パネル設置(条件あり)

「古い家=損」ではなく、「整える家=得」。
光熱費を下げる“投資型節約”が新常識です。

参考リンク:
国土交通省
経済産業省



④ 通信費・サブスク・保険、“気づかない固定費”を可視化する

「もう削るところなんてない」と感じている人こそ、見直しの余地があります。
通信費・保険・サブスクは、家計簿に書かれにくい“隠れ固定費”です。

  • スマホ+Wi-Fiのセット割を再確認
  • 重複保険の解約で年間5万円の余白
  • 使っていないサブスクを整理

見えないお金を見える化するだけで、月3千円〜5千円の節約も可能です。



⑤ 子育て世帯は「制度の恩恵」を最大化する

児童手当の拡充で、2026年からは高校3年生まで月1〜1.5万円が支給されます。
自治体によっては、給食費・出産祝い金などの独自支援も。

「制度を使う=自分を助ける行為」。
家計簿の収入欄に補助金を記載すると、意識が変わります。

⑥ 予算を“我慢の線”ではなく“安心の地図”に変える

節約とは感情の我慢ではなく、優先順位の整理です。
「なんとなく使う」お金を減らし、「納得して使う」お金を残す——これが続く家計の秘訣。

  • 月初に予算を手書きする
  • 固定費・変動費・未来費を分けて管理

手で書くことで、お金の流れを自分の感覚で掴めます。

⑦ 節約は「感情の整理整頓」

節約とは、我慢でも削減でもなく、大切なものを選び直すこと

制度を知り、固定費を整え、余白をつくる。
それが2026年の「やさしい家計術」です。

レシートの山は、過去の感情の記録だった。
未来を変えるのは、あなたの小さな選択。



参考・情報ソース

※注意:本記事は2026年1月時点の情報に基づいています。
制度内容は変更される場合があるため、最新情報は各省庁・自治体の公式サイトをご確認ください。




よくある質問(FAQ)

Q1. 定額減税はいつまで続きますか?

2026年度も継続予定です。所得税3万円+住民税1万円が控除されますが、年収や勤務形態によって一部対象外となる場合があります。

Q2. リフォーム補助金はどんな条件で受けられますか?

住宅の断熱改修や高効率給湯器の設置が対象です。工事業者が登録されていること、一定の省エネ基準を満たすことが条件です。

Q3. 家計簿アプリはどれを使えばよいですか?

連携型の「マネーフォワードME」や「Zaim」などが人気です。自動で支出を可視化できるため、固定費の見直しがスムーズになります。



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