2月8日、日曜日。
テレビでは選挙特番。テロップには「自民党 圧勝」の文字。
その瞬間、
多くの人はこう思ったはずです。
「で……結局、私たちの生活はどうなるの?」
政治の話は難しい。
でも、給料日、スーパーのレジ、住宅ローンの引き落としは、逃げ場がない。
お金は、法律より先に「空気」で動きます。
そして今回の圧勝は、その空気を確実に変えました。
この記事では、
自民党政権が続くことで、僕たちの生活と財布がどう変わるのか
そして、今から何をしておくべきかを、できるだけ分かりやすく書きます。
自民党圧勝が意味する「これからの生活」の大前提
まず、大きな前提を一つ。
今回の結果は「劇的な変化」ではなく、「現状路線の固定化」です。
つまり、これからの生活はこうなります。
- 急に景気が良くなるわけではない
- でも、急に崩壊するわけでもない
- ただし、じわじわ効いてくる負担は確実に増える
派手な改革は起きにくい。
その代わり、静かに、確実に差がつく時代に入った。
この「静かさ」が、一番やっかいなんです。
① 物価と生活費|「高いまま」が日常になる
自民党政権が続くということは、
経済政策も基本的に継続されます。
エネルギー補助、食料品対策、ガソリン補助。
これらは急に打ち切られない可能性が高い。
でも、ここが重要です。
値下げは、ほぼ期待しないほうがいい。
スーパーで感じる物価は、
「下がらないけど、慣れていく」世界に近づきます。
毎月数百円、数千円の差。
でもそれが、1年で数万円、5年で数十万円になります。
具体的な対策
- 家計簿は「完璧」を目指さず、固定費だけ把握する
- 値上げの影響を受けやすい支出(食費・光熱費)を意識する
- 「我慢」より「仕組み」で抑える
節約は、根性論にすると続きません。
仕組み化できた人だけが、疲れずに残ります。
② 税金と社会保険料|「気づかないうちに増える負担」
自民党が圧勝したということは、
大胆な減税よりも、安定運営が優先されます。
これはつまり、
税金は上げない。でも、負担は増える。
社会保険料、控除の調整、制度変更。
給料明細を見ないと気づかない形で、手取りが減る。
多くの人がこう感じます。
「給料は上がったはずなのに、楽にならない」
具体的な対策
- 「額面」ではなく「手取り」で家計を見る
- 年に1回、給料明細をまとめて確認する
- 税制優遇(NISA・iDeCo)を知識として持つ
知らないことが、一番高くつく時代です。
③ 給料と働き方|差がつくのは「会社」より「立ち位置」
政権が安定すると、企業は中長期で動きやすくなります。
ただし、全員が同じ恩恵を受けるわけではありません。
- 大企業・正社員:賃上げの可能性あり
- 中小企業・非正規:上がっても限定的
つまり、
「会社にいるだけ」では守られない
という現実が、よりはっきりします。
具体的な対策
- 自分の市場価値を言語化する
- 社外でも通用するスキルを意識する
- 副業を「収入」ではなく「保険」として考える
収入源が一つしかない家計ほど、
政治の変化に弱くなります。
④ 貯金と投資|「何もしない」が一番のリスク
自民党政権が続く=インフレ前提の経済。
これはつまり、
現金の価値が、ゆっくり下がる
銀行に預けているだけでは、
増えないどころか、実質的に減っていきます。
だからこそ、NISAやiDeCoが続いている。
これは「投資しろ」という命令ではありません。
「自分で備える前提ですよ」という、国からのメッセージ
具体的な対策
- 少額でも「投資に慣れる」
- 一気に増やそうとしない
- 長期・分散・積立を守る
怖いのは、損することではなく、
何も決めないまま時間が過ぎることです。
⑤ 住宅ローンと将来|選択の差は「後から効いてくる」
政権が安定すると、金利は急に上がりにくい。
でも、ゼロのままではありません。
子育て、教育費、老後。
お金が一番出ていく時期に、金利が少し動くだけで家計は揺れます。
具体的な対策
- 金利が1%上がった場合を想定する
- 教育費と住宅費のピークを重ねない
- 「今が大丈夫」ではなく「将来も耐えられるか」で考える
お金の選択は、人生のハンドルをどこに切るか
自民党が圧勝した。
それは、「安定」という名の現実を選んだということ。
でも、安定とは、
何もしなくていいという意味ではありません。
むしろ、
何もしなかった人から、静かに苦しくなる
そんな時代の始まりです。
お金は数字じゃない。
あなたが、どんな未来を選んだかの履歴です。
今回の選挙結果は、
「考えなくていい時代が終わった」ことを、
とても静かに教えてくれました。
今日、すべてを変えなくていい。
でも、考え始めることだけは、先延ばしにしないでほしい。
その一歩が、
数年後のあなたの生活を、確実に分けます。

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