共通テストが終わったら“お金の現実”が始まる。大学学費・奨学金・無償化の最新事情を徹底ガイド【多子世帯支援にも注目】

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共通テストが終わり、ようやく受験の緊張が解けた家庭も多いでしょう。
しかし、合格通知と同時に届くのが「入学金・学費の案内」。
安心したのも束の間、次は“お金の現実”がやってきます。

この記事では、大学の学費・奨学金・無償化制度(特に多子世帯支援)を、誰にでも分かるようにまとめました。




大学の学費はいくら?──平均とリアルな金額

まずは「大学に通うのにどれくらいかかるのか」を整理しましょう。

  • 国公立大学:授業料 約54万円/年、入学金 約28万円
  • 私立大学(文系):授業料 約80〜120万円/年
  • 私立大学(理系・医歯系):授業料 約150〜500万円/年

初年度は「入学金+前期授業料」で100万円前後が目安です。
(出典:文部科学省「令和5年度 学校基本調査」




学費はいつ・どう払う?──入学前後のスケジュール

  1. 合格後すぐ(2〜3月):入学金の納入(20〜30万円前後)
  2. 入学手続き時(3〜4月):前期授業料の支払い
  3. 後期(9〜10月):後期授業料の支払い

支払いは銀行振込・口座引き落とし・クレジット納付など。
大学によっては「分納(分割払い)」も可能です。
不安がある場合は、入学手続き前に大学の会計課・学生課へ相談を。




奨学金を使うという選択──借りる・もらうの違い

学費を支える最も一般的な制度が「奨学金」です。
日本学生支援機構(JASSO)では、給付型と貸与型の2種類があります。

種類 特徴 返済
給付型奨学金 返さなくてよい。家計・成績で決定 不要
貸与型(第一種) 無利子で借りられる 卒業後に返済
貸与型(第二種) 有利子(上限3%) 卒業後に返済

(出典:日本学生支援機構 奨学金制度




大学無償化(高等教育の修学支援新制度)とは?

2020年から始まった「高等教育の修学支援新制度(大学無償化)」は、経済的に厳しい家庭の学生を支援する制度です。

世帯収入の目安(4人世帯) 授業料免除額 給付奨学金(月額・私立)
約270万円未満 全額免除 約75,800円
約300〜380万円未満 2/3免除 約50,600円
約380〜450万円未満 1/3免除 約25,300円

(出典:文部科学省 高等教育の修学支援新制度




2025年から拡充──多子世帯の大学無償化が始まる

政府は2025年度から「多子世帯(子ども3人以上)」を対象に、大学や短大の授業料を原則無償化する方針を発表しました。

  • 所得制限を設けない方向で調整中
  • 授業料・入学金の全額または一部を免除
  • 対象は大学・短大・専門学校(支援対象校)

(参考:文部科学省 報道資料(2024年12月)

「子どもが多いから進学が大変」という声に応える形で、教育費の公平化が進んでいます。




教育ローンも選択肢のひとつ

奨学金や支援制度を使っても足りない場合は、日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)も検討できます。

  • 融資上限:350万円(1人あたり)
  • 金利:年1.95%(固定)
  • 返済期間:最長15年




お金の話は“家族の未来”の話

奨学金を借りるか、無償化を申請するか、教育ローンを使うか。
どの選択も「子どもの夢を支える」ための家族の共同作業です。

お金の話を避けず、制度を知り、安心して選びましょう。




よくある質問(FAQ)

Q1. 多子世帯の無償化はいつから?
2025年度から段階的に開始され、2026年度入学者も対象予定です。
Q2. 無償化と奨学金は併用できますか?
はい。給付型奨学金と併用可能で、より負担を減らせます。
Q3. 分納制度はどの大学でもありますか?
一部の大学で対応可能。事前申請が必要なので学生課に確認を。

まとめ

大学の学費は確かに大きな出費ですが、奨学金・無償化・多子世帯支援などの制度を活用すれば、夢を諦める必要はありません。

お金は「数字」ではなく「未来を動かす手段」。
今、制度を知り、行動することが、子どもの未来を支える第一歩になります。


参考・情報ソース

※本記事の内容は2026年1月時点の情報をもとに作成しています。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

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