待ちに待ったボーナス。
給与明細を見て、「今回は何に使おうかな」と考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、ボーナスは気づけばあっという間になくなります。
欲しかった家電を買い、外食を増やし、旅行を楽しんだ結果、数か月後には「結局何も残らなかった」と感じる人も少なくありません。
実際、お金が貯まる人と貯まらない人の違いは、ボーナスの金額ではなく使う順番にあります。
ボーナスは毎月の給料とは違う特別収入です。
だからこそ、受け取った直後の行動が将来の家計を大きく左右します。
この記事では、ボーナスが入ったら最初にやるべきことを優先順位順に7つ紹介します。
この記事で分かること
- ボーナスを無駄遣いしない方法
- 貯金・投資・ローン返済の優先順位
- ボーナス50万円の具体的な配分例
- お金が残る人の考え方
ボーナスは使い道より「順番」が重要
ボーナスの使い道を考える前に知っておきたいことがあります。
それは「何に使うか」よりも「どの順番で使うか」が大切だということです。
例えば、50万円のボーナスが入ったとします。
最初に旅行や買い物へ使うと、残ったお金で貯金や投資を考えることになります。
一方で、最初に貯金や投資分を確保しておけば、残ったお金を安心して使えます。
この順番の違いが、1年後、3年後、5年後の資産額に大きな差を生みます。
ボーナスが消える人は「残ったら貯金」。お金が残る人は「先に確保して残りを使う」です。
① ボーナスの手取り額を確認する
最初にやるべきことは、実際に使える金額を確認することです。
ボーナスは額面金額と手取り金額が大きく異なります。
賞与にも所得税や社会保険料がかかるためです。
例えば額面50万円のボーナスでも、手取りは40万円前後になるケースがあります。
| 項目 | 金額例 |
|---|---|
| 額面ボーナス | 50万円 |
| 税金・社会保険料 | 約10万円 |
| 手取り額 | 約40万円 |
まずは通帳残高ではなく、実際の手取り額を基準に計画を立てましょう。
② 生活防衛資金を確保する
投資よりも先に考えたいのが生活防衛資金です。
生活防衛資金とは、病気や失業など予想外の出来事が起きたときに生活を支えるお金のことです。
目安となる金額
- 独身:生活費の3〜6か月分
- 夫婦のみ:生活費の6か月分程度
- 子育て世帯:生活費の6〜12か月分
例えば毎月の生活費が25万円なら、150万円程度あると安心です。
まだ十分に貯まっていない場合は、ボーナスから優先的に確保しましょう。
生活防衛資金は増やすためのお金ではありません。
家計を守るためのお金です。
③ 金利の高い借金を返済する
もしリボ払いやカードローンがあるなら、投資より先に返済を検討してください。
優先的に返済したい借入
- リボ払い
- カードローン
- 消費者金融
リボ払いの金利は年15%前後になることもあります。
一方、投資信託の期待リターンは年3〜7%程度です。
つまり、15%の借金を返済することは、15%の運用成果を得るのと同じ効果があります。
判断の目安
借入金利が5%以上なら、投資より返済を優先する価値があります。
住宅ローンはどう考える?
住宅ローンについては少し考え方が異なります。
近年は金利が低いため、無理に繰上返済せず、投資との比較検討も必要です。
ただし、毎月の返済負担を軽くしたい場合は繰上返済も有効な選択肢です。
④ NISAや投資に回す
生活防衛資金を確保し、高金利の借金がなければ投資を検討しましょう。
特に活用したいのが新NISAです。
金融庁も長期・積立・分散投資を推奨しています。
初心者におすすめの使い方
- 毎月の積立額を増やす
- 成長投資枠を活用する
- 全世界株式やS&P500などの低コスト投資信託を検討する
ボーナスで投資を始める場合でも、一度に全額を投入する必要はありません。
積立投資を続けるための資金として活用するのも有効です。
⑤ 大きな支出に備えて積み立てる
将来の大きな出費は、突然やってくるわけではありません。
分かっているのに準備していないだけです。
ボーナスで備えたい支出
- 車検や自動車購入
- 教育費
- 住宅修繕費
- 旅行費用
- 家電買い替え費用
おすすめは「特別費口座」を作ることです。
ボーナスが入ったら先に移しておけば、急な出費にも慌てなくなります。
⑥ 自己投資に使う
お金は貯めるだけではなく、稼ぐ力を高めるためにも使えます。
自己投資は将来の収入を増やす可能性がある支出です。
おすすめの自己投資
- 資格取得
- オンライン講座
- 副業スキル習得
- 専門書籍の購入
- 仕事に役立つセミナー参加
例えば5万円の講座を受講して、副業収入が月1万円増えれば、1年で12万円のリターンになります。
ボーナスの一部を自分への投資に使うのは、非常に合理的な選択です。
⑦ ご褒美予算を作る
最後は、ご褒美です。
ここまで読んで「全部貯金しなければならないの?」と思った方もいるかもしれません。
そんなことはありません。
楽しみのためにお金を使うことも大切です。
ただし、最初に予算を決めておきましょう。
おすすめの割合
ボーナスの10〜20%程度が目安です。
手取り40万円なら4〜8万円程度です。
満足度の高い使い方
- 家族旅行
- 記念日の食事
- 趣味用品
- 体験型のレジャー
計画的なご褒美は、家計管理を長続きさせるコツでもあります。
ボーナス50万円の配分例
独身会社員の場合
| 使い道 | 金額 |
|---|---|
| 生活防衛資金 | 10万円 |
| NISA | 15万円 |
| 特別費 | 5万円 |
| 自己投資 | 5万円 |
| ご褒美 | 5万円 |
子育て世帯の場合
| 使い道 | 金額 |
|---|---|
| 生活防衛資金 | 15万円 |
| 教育費 | 10万円 |
| NISA | 10万円 |
| 旅行・レジャー | 5万円 |
まとめ|ボーナスは「先に配分」が正解
ボーナスが入ったら、まず次の順番で考えてみてください。
- 手取り額を確認する
- 生活防衛資金を確保する
- 高金利の借金を返済する
- NISAで資産形成する
- 将来の支出に備える
- 自己投資を行う
- ご褒美予算を作る
ボーナスで差がつくのは金額ではありません。
受け取った後の行動です。
何となく使うのではなく、最初に配分を決める。
それだけで、半年後の口座残高も、将来の安心感も大きく変わります。

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