「スウェット=部屋着」だった時代は、もう過去のもの。
今、働く女性たちの間で“スウェットを仕事服にする”という新しい流れが広がっています。
出社・リモート・外出など、働くスタイルが多様化した2026年。
通勤にもオンライン会議にも対応できる「きれいめスウェット」は、もはやワードローブの主役のひとつ。
本記事では、最新トレンドの背景とともに、通勤でも浮かないスウェット選びのポイントを徹底解説します。
なぜ今、“スウェットを仕事服に”?
2026年春夏のトレンドキーワードは「Soft Structure(ソフト・ストラクチャー)」。
構築的なのに、リラックス感を併せ持つスタイルが注目を集めています。
ファッション業界では「ワークラウンジ(Work Lounge)」という概念が定着。
オフィスでも在宅でも心地よく着られる“コンフォート・フォーマル”が主流になりました。
実際に、WWD JAPANは2026年トレンドとして、
「働く服とリラックスウェアの境界が消える」という動きを指摘。
海外ではVOGUE JAPANが「Soft Tailoring」を提案し、
スウェットを“知的に見せる”コーディネートが話題になっています。
つまり、スウェットはもはや“家着”ではなく、
「きれいめに働く」ための新しいベーシックアイテムになっているのです。

スウェットを仕事着に見せる「3つの条件」
同じスウェットでも、“選び方”次第で印象は大きく変わります。
ここでは、通勤にも対応できる「きれいめスウェット」を選ぶための3つの条件を解説します。
① 素材感|ハリと艶のある生地を選ぶ
スウェットを上品に見せる最大のポイントは「素材」。
おすすめは、ダンボール素材・ポンチ素材・ジャージー素材。
これらは表面に艶があり、光の反射で高級感が出ます。
裏起毛タイプはカジュアルすぎてしまうため、通勤には不向きです。

② 色|清潔感と落ち着きを両立するカラーを
2026年のトレンドカラーは、グレージュ・エクリュ・モカ・ネイビー。
淡いトーンでも、くすみを抑えた“ニュートラルカラー”が人気です。
黒よりも軽やかで、職場でもやわらかな印象を与えます。

③ シルエット|“きれいめIライン”でまとめる
トップスはコンパクトに、ボトムスはストレートやフレアで縦ラインを意識。
オーバーサイズすぎるスウェットはリラックス感が出すぎてしまうので注意。
程よくウエストを絞ったデザインや、短丈シルエットを選ぶとバランスが整います。

2026年春夏に注目の「きれいめスウェットブランド」
きれいめスウェットは、各ブランドが次々と新ラインを展開しています。
ここでは、価格帯別に注目のブランドを紹介します。
【ハイブランド部門】
- Theory(セオリー):「Soft Tailoring Capsule」コレクションでは、スウェット素材のセットアップを発売。ストレッチと光沢のバランスが抜群。
- AURALEE(オーラリー):「Super Soft Jersey」シリーズ。上質コットンと微光沢で、Tシャツ感覚なのにきちんと見える。

【ミドルプライス部門】
- COS:「Minimal Sweat Program」。北欧らしいミニマルデザインと立体裁断で、オフィス対応に最適。
- PLST:「ポンチスウェットシリーズ」。着心地と見た目の両立に定評あり。

【プチプラ部門】
- UNIQLO : C:「スマートスウェット」コレクション。洗練されたフォルムと動きやすさを両立。
- GU:「オフィス対応スウェットセットアップ」。低価格ながらシルエットが美しく、通勤用として人気。

いずれも共通しているのは、“着心地のよさと清潔感のバランス”。
スウェットはラクであることが前提ですが、「きちんと見える」ためには素材と形が鍵になります。
シーン別コーデ実例|通勤にもリモートにも“ちょうどいい”
スウェットを仕事着として取り入れるなら、シーンに合わせて“きれいめ度”を調整するのがコツ。
ここでは、2026年のオフィスファッションにフィットする4つのコーデを紹介します。
① 出社日:ネイビースウェット×センタープレスパンツ
スウェットをネイビーにするだけで、通勤感がぐっとアップ。
ボトムはセンタープレスの効いたスラックスを選び、足元はローファーで引き締めて。
バッグはレザーのトートで、シンプルながらも知的な印象に。

② リモート会議:淡色スウェット×華やかアクセ
画面越しに映えるのは、ライトグレーやエクリュなどの明るいトーン。
襟元や手元にゴールドアクセを合わせれば、シンプルでも顔まわりが華やかに見えます。

③ 外出・打ち合わせ:スウェットセットアップ×レザー小物
スウェット素材のセットアップは“即おしゃれ”が叶うアイテム。
ジャケット型トップスなら、打ち合わせや展示会でも浮きません。
バッグと靴を黒レザーで統一すれば、クラス感が生まれます。

④ 週末兼用:スウェット×スカートで抜け感を
休日はスウェットトップスをタイトスカートに合わせて、女性らしく。
スニーカーで抜け感を出せば、仕事後のディナーにもそのまま行けます。

よくあるNG例と対策
| NGポイント | 改善ポイント |
|---|---|
| 裏起毛や厚手の生地でカジュアル見え | 艶感のあるダンボール素材やポンチ素材を選ぶ |
| 大きすぎるサイズ感 | ややコンパクトなシルエットでIラインを意識 |
| 毛玉やシワが目立つ | 週1のスチームケアで清潔感をキープ |
| ロゴ入り・ビッグプリント | 無地・同色刺繍など“控えめデザイン”が正解 |

FAQ|スウェット通勤、どこまでOK?
Q. スウェットで通勤はマナー的に大丈夫?
近年は「スマートカジュアル」「ビジネスカジュアル」の範囲が広がり、
きれいめ素材のスウェットであれば問題ありません。
社内ドレスコードに合わせて、“清潔感”と“落ち着いた色”を意識しましょう。
Q. 夏場でもスウェットは暑くない?
ポンチ素材やコットン混の薄手スウェットなら、通気性が高く快適。
特に2026年は「夏でも着られる軽量スウェット」が各ブランドから登場しています。
Q. セットアップをきれいめに見せるコツは?
バッグ・靴・時計をレザー素材でまとめること。
異素材ミックスで“きちんと感”が生まれ、全体の印象が格上げされます。
“頑張らないきれいめ”が新しい通勤服の正解
2026年、働く女性のワードローブは「ラクで上品」が新常識。
スウェットはその中心にある“進化系ベーシック”です。
素材・色・シルエット、この3つを押さえれば、
毎朝の服選びがもっと自由で、もっと軽やかになるはず。
頑張りすぎず、でもちゃんと素敵に。
そんなあなたにこそ、スウェットという選択を。



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