【2026年版】バッグの新定番“ウエアラブルバッグ”とは？機能美×おしゃれの進化形

2026年のファッショントレンドを語るうえで、もはや欠かせないキーワードが「ウエアラブルバッグ」。
“バッグを持つ”から“身につける”へ。
ミニマルでスマートな暮らしを求める人々の間で、ハンズフリーなバッグが新しい日常を象徴し始めています。

スマホ決済やキャッシュレス生活が当たり前になり、必要な荷物はどんどん減っている。
だからこそ、「小さくて機能的、でもおしゃれ」という条件がバッグ選びの基準に変わりつつあるのです。

ウエアラブルバッグとは？

「ウエアラブルバッグ（Wearable Bag）」とは、体に密着するデザインで“持たずに持つ”ことを可能にする新しいタイプのバッグ。
ショルダーでもリュックでもなく、ボディにフィットして動きを邪魔しない構造が特徴です。

2026年のトレンドでは、素材や機能の進化によって、従来のボディバッグやスマホショルダーを超えた存在に。
デザイン性と機能性を兼ね備えた“ファッションウェアの一部”として位置づけられています。

2026年、ウエアラブルバッグが注目される3つの理由

1. ハンズフリーな暮らしが「おしゃれ」になる
   通勤時も旅行時も、バッグが体の一部のように動く。
   機能とスタイルが融合した“便利さの美学”が新時代の価値観に。
2. ファッションが“機能化”する流れ
   WGSNの2026年トレンドレポートでは、「Function Meets Fashion（機能とファッションの融合）」が主要テーマに。
   ストリートからハイブランドまで、実用デザインが主流に。
3. サステナブル素材への移行
   BellroyやCôte&Cielなど、多くのブランドがリサイクルナイロンやビーガンレザーを採用。
   軽量で長く使えるバッグが“環境に優しい選択”として評価されています。

2026年注目のウエアラブルバッグブランド5選

• Côte&Ciel（コートエシエル）
  建築的なフォルムと体に沿うシルエット。ノートPCやガジェットをスタイリッシュに持ち運べる、次世代のデザインバッグ。
• 
  Bellroy（ベルロイ）
  リサイクル素材を採用し、驚くほど軽く、使うほどに馴染む。スマートな収納構造が人気の理由。
• 
  ARC’TERYX（アークテリクス）
  アウトドア機能を日常に落とし込んだ、テック系デザインの代表格。防水・耐久性に優れ、雨の日にも活躍。
• 
  UNIQLO U
  シンプルかつ機能的。低価格で「通勤にも週末にも使える」汎用性が支持される。
• 
  and Wander／Aer／AURALEE
  ファッションと機能の境界を曖昧にするブランド群。素材やフォルムの実験性が注目を集めています。

シーン別おすすめスタイル

通勤：黒のウエアラブルショルダー×セットアップ。ミニマルでも知的な印象。

週末：ヌビ素材のウエアラブルバッグ×ワイドパンツ。軽やかでリラックスした雰囲気。

旅行：テック素材のボディバッグ×フーディ。スマホ・イヤホン・パスポートも手ぶらでOK。

バッグを“コーデの一部”として選ぶことで、装い全体がぐっと現代的に見えます。

次に来る“バッグレス”の未来

すでにAppleやSamsungは「ウェアラブルデバイス収納一体型ウェア」を開発中。
バッグが服の構造に組み込まれる未来もそう遠くありません。
“持たない”という選択が、自由と美意識を象徴する時代へ。

機能美が、これからの“おしゃれ”を定義する

バッグは「持ち運ぶ」ためのものではなく、「生き方を軽くする」ものへ。
2026年、ウエアラブルバッグはその象徴的な存在です。
手ぶらで動くことが、もっともスマートで美しい選択になろうとしています。